プログラムの紹介

おはようございます!デイケア広報委員H.A.です。

 

どんどん暖かい日は減ってきて冬に向かう秋ですね!

今年はインフルエンザやノロウイルスも新種のものが出てきていて、風邪も流行っているので、皆さんも体調不良には気をつけて下さい。(私も引いてしまいました(苦笑))

 

私も手洗いやうがい、人の多い場所に行く場合はマスクなどをするように心がけています。

季節の移り変わりの時期には、心身ともに調子を崩しやすいものです、そんな時は自分の心や体のデリケートな部分の声に耳を傾けることにしています。

 

デイケアのプログラムについて少しお話をしたいと思います。

 

烏山デイケアには就労に向けたものや、生活支援のためのもの、趣味や交遊のためのもの、健康のためのものなど色々ありまして、同じ時間にもいくつかの別のプログラムが同時進行で行われています。

 

Aコース(生活支援)Bコース(就労支援)、ショートケア(発達障害をお持ちの方向けのプログラム)など目的の違う別々のコースがあり、各自の目標や希望に沿ってそれらを選んでいけます。

 

私は基本的にAコースに参加していて、目標は生活リズムの改善や、コミュニケーションの練習、就労に向けての情報集めなどです。

 

月曜日の午前中、Aコースに『集中タイム』というプログラムがあります。

 

1時間の間、一つの部屋に皆で集まり、黙って黙々と自習(静かにできることなら何をやってもいい)をするのです。

絵をかく人、ペン習字をやる人、編み物や手芸をする人、読書、勉強をする方、音楽プレーヤーで音楽を聴く人、それぞれが1時間の間“集中して“何かをするのです。

 

スタッフから与えられる課題や活動内容は特になく、ただひたすら1時間作業をしているだけのシンプルなプログラムですが、私は『集中タイム』が好きで、とてもいいプログラムだと思っています。

同じように思っていらっしゃる方も多いようです。

 

1週間の内の決まった曜日、決まった時間に、何かを静かにやる時間を作ると、その一時間内は自分で決めた何かをするしかない、そうすると単純な話、はかどるのです。

何かを集中して行うのは面倒であったり疲れたりします、けれど時間が限られているといつか終わりがある。

そうすると安心して集中できる、ということを再確認させてくれたプログラムです。

自宅にいる時も、何かが面倒くさい時などは時間を(30分なり1時間なり)決めて何かをやるようにすると、効率よくできる、ということもあると思います。

 

………………………

 

もう一つご紹介したいプログラムに水曜日午後のAコースのプログラムの『ピアサポート』があります。

 

このプログラムでは、誰かが普段自分が悩んでいることを掲示して、それを他の皆で話し合いながら、アドバイスや打開策をディスカッションしながら出していく、というものです。

 

出される悩みは生活や人間関係のものが多いのですが、自分が提案者じゃなくても共感できることが多いです。

話を進めていくうちに雑談になったり、本題からはあまり関係のない話になることもありますが、そこがまた良いと私は思います。

 

抱えている悩みを話す、重くなりがちな話題に、当たり障りのない話をする時間を交えることで、悩みすぎないためのクッションにもなると思うからです。

そして、一見関係のない話題、というのも実はその『悩み』とどこかで繋がっていたり、その境目はあいまいだったりするので、相談者は結果的に満足してプログラムを終えるということが多いです。

私自身は自分の悩みを掲示する事は少ないですが、皆で話す様子を見たり、参加することで、学べることが多々あります。

 

今日は自分の参加しているプログラムの紹介などをしてみましたが、まだデイケアにいらしていない方、興味がある方、そして普段お世話になっているデイケアメンバーの方々の参考に少しでもなればと思いこれを書きました。

 

それではこの辺で今日のブログはお別れです!

ではまた!お体に気を付けて(^^)