今週はお勉強です

 2014年になり、このデイケア内でも活動が活発になってきました。そんな中、今週の火曜日に就労支援グループによる会社見学が行われました。今回、我々が訪問したのは東京・秋葉原にあります「富士ソフト企画株式会社」というところです(本社は神奈川県にあります)。

 

 この会社は、数多い一般企業のなかでも障害者雇用に最も力を入れており、2000年4月に特例子会社となりました。主な事業としては、他の企業からの依頼を受けて、さまざまな作業をしています。データ入力をはじめとして名刺の作成、ホームページの作成、パンフレットなどの印刷物の制作など多岐にわたります。さらに会社内には、なんと撮影スタジオがあり、テレビ局やラジオ局が使っており、そこに社員の方が入り、準備や撤収作業の補助をするという勤務もあるそうです。

 

 書いたとおり、この企業の障害者雇用は大きなポイントになっています。社員の約8割が何らかの障害を持っているということです。その中でも最も多いのが精神障害だそうです。最近は国内のさまざまな企業が障害者雇用に注目し始め、企業や報道・マスコミ関係からの取材、見学が多くなっています。そして、なんと海外企業からの見学も多くなっているということです。主に現在、戦争が活発になっている国からの取材希望が多いそうです。

 

 障害者を採用していることで、もちろんサポート体制も整っています。カウンセラーが常駐しており、休憩所もあるそうなので安心して勤務ができます。今回は社内の施設の見学や人事担当の方から、会社紹介から障害者雇用の現状などの話をしてくださいました。

 

 まだ就活経験ゼロの19歳の自分にとって今回の会社見学は、まるで未知の領域に踏み入れたような感覚がしました。しかし、勉強になりましたし、これから就活をするうえでの参考になったので、とてもよかったと思います。

 

 というわけで、今回の報告はここまでとします(例により写真なしです)。それでは、また来週。